FXの証拠金とレバレッジ
FXでは売買取引を始める際に、取引をする額に対し所定の割合の証拠金を担保のような意味合いで取引口座に預け入れることが必要となります。
預け入れた証拠金が10万円だった場合、10万円分の取引しかできないかというとそうではなく、それ以上の取引が可能です。
なぜなら、FX取引には「レバレッジ」というシステムがあるからです。

レバレッジというのは、証拠金に各FX業者が設定した数値を掛け合わせ、算出された額面での取引を可能とするものです。
わかりやすく例をあげてみましょう。
証拠金10万円でレバレッジをかけずに円とアメリカドルとでFX取引をする場合、2009年8月時点でのスワップポイントは0.15%ですから、手数料や為替損益を考えずに1年間で得られる利益は、100,000×0.15=15,000となります。
一方、同じ証拠金10万円で10倍のレバレッジをきかせて取引をした場合には、100,000×10×0.15=150,000となり、スワップ金利だけで年間15万円もの収益が発生することになります。
用意する証拠金の額は同じでも、レバレッジをきかせると受け取ることができるスワップポイントもレバレッジ分だけ増えるのです。
FXではこのように、少ない資金で大きな利益を得られる仕組みがあります。
しかし、レバレッジはいわば両羽の剣です。
利益を大きくできる反面、相場が思惑とは逆に動いた場合には負う損失もレバレッジをきかせた分だけ大きくなります。
そのため、FXで着実に利益を得るためにはレバレッジを低めに設定し、大きな損失を被らないよう損切りのラインをあらかじめ決めておくことが重要となります。

